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  • 2018.02.25 Sunday
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DX付き詰め替えパトローネ

長尺フィルムを使っています。理由は何といってもランニングコスト。富士のネガを使わなくなったのは(完全撤退したコニカは別として)どこよりも早く長尺の供給を止めたから、ということもあります。イルフォードも国内では一時期消えましたが復活しました。試行販売らしいのですがこのまま続いて欲しいもんです。

長尺フィルムはディロール(フィルムローダ)で詰め替え用パトローネに必要な長さだけ詰めて使うわけですが、これに必要な詰め替え用パトローネの入手が国内では難しくなりました。プラスチックでできた栓抜き不要のワンタッチパトローネが今でも店頭にあるにはあるのですが、こいつは光線漏れが激しい(大抵パーフォレーション部分で止まってはくれますが)ので使いたくない。

金属のものは緑地に白文字で富士写真フィルムとプリントされた(取扱いはおそらくライオン)のものがありました。富士が長尺を止めた頃から店頭で山積みされるようになり、これはひょっとしたらひょっとするかも、と思って既に手元に数十個あったのですが20個ほど購入しました。案の定、その後再入荷することはありませんでした。

ということで、手元には100個程の詰め替え用パトローネがあり、ローテーションして使えばおそらく向こう10年くらいは使用可能だと思うので実用上は差し支えないのですが、問題がない訳でもありません。

それは。

詰め替え用パトローネはフィルム感度設定をDXコードでしか受け付けないカメラで使いにくいのです。

手元にあるカメラだとNikon Us がそうで、これはDXコードのはいっていないパトローネを装填するとISO100とみなして測光します。ISO設定機能がないので露出補正で代用するのですが(使用説明書にもそのように書いてある)前後2段までしか補正できません(本来の用途からすれば充分な補正量ですが)。
例えば、400TX を詰めた詰め替えパトローネを装填した場合、ISO400(※)相当の設定が限界。増感前提でISO1600とかで使いたい場合はTTL露出計を無視してマニュアル露出で使わなくてはなりません。

やはりこれでは不便なので、DXコード付きパトローネも買ってあってUsを使うときにはこちらを使うようにしていました。しかし問題はこれだけではありませんでした。

通常、フィルムをパトローネのスプール(芯)に固定するのにテープを使います。実はライオンのスプールは抜け止め付きの差し込みスリットがあり、フィルムの端を加工すれば差し込むだけで大丈夫なようになっています。これは要するに市販のフィルムと同じ仕掛けなのですが、このフィルム端の加工が思いのほか精度を要求され、ハサミや千枚通しを駆使した手作業ではうまくいきません。少なくとも僕には。また、ワンタッチパトローネはスリットすらないのでテープ必須です。

固定に用いるテープも以前は専用品が用意されていて便利だったのですがこれも無くなって久しいです。しかたないのでパーマセルを使っていますがこの用途にはちょっと厚手過ぎるようです。
長さですが余りに短いと巻き上げ時に剥がれてしまいそうなので、パトローネからフィルムを全部引き出した時にテレンプの外に少し出てくる位にしています。

さてUsで生じた問題ですが、36コマ撮りとして作ったパトローネを装填しても35コマしかカウントしないというもの。フィルムの長さをいろいろ変えて試したのですが、必ず設定枚数より1コマ少なくなります。また、最悪の場合給送エラーを起こして動かなくなります。
推測するにおそらく原因はフィルムを固定しているテープ。フィルムが終わりに近づくとテープがテレンプにかかり抵抗が増えますが、Usはこれで最後と判断し、DXコード付きパトローネに示された撮影枚数(※2)を無視して打ちきる、という訳です。
ちなみにUsはニコン一眼レフでは珍しくプリワインディング(フィルム装填時に全部引き出しておき、撮影したコマからパトローネに格納される。これにより撮影開始後間違って蓋を開いても撮影済みの分は助かる。)を採用しています。装填後、ウィーンと唸って液晶表示に35と出ると、1コマとはいえ損した感じがして嫌なのですね。

DXコード付きパトローネのスプールはワンタッチパトローネやライオンの金属パトローネとは異なり、スプールの真ん中に白いクサビが打ち込まれています。使い始めた当初から、ここにフィルムを差し込めば固定されるのだろうなあ、とは思っていたのですが、どのように差し込んでも抜けてしまっていました。

しかし。遂に抜けない方法に辿りついたのですよ。書くと面倒なので写真で説明します。
DXコード付きパトローネ(ISO400)  蓋のカシメが弱く、床に落としただけで外れることがあったので、気休めに片側をテープで固定してあります。

スリットに先を細くしたフィルムを差し込んだ様子。

折り返してもう一度差し込む。

勿論これが正解かどうかは確かではありません。買ったときに説明書とかついてこなかったし。(あればこんなに悩まない)

それでも、なんとなくいけそうな気がします... ですが、実際問題としてディロールの上で無駄にネガを露光させずにうまく作業できるかどうか、ちょっと自信がないなあ。


※ ISOではなくてEIだと思うのですが本稿では便宜上ISOにしてあります。
※2 通常、DXコードはISO感度、コマ数、ラチチュード(他にもあったかも知れない)で構成されています。

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